マイルトリップのYUKOです。
いつか行ってみたい!と話題に上る地域のひとつ、アジアの楽園バリ島。貯めたマイルを使用してANA国際特典航空券を利用したので実質タダ(無料)でビジネスクラスに搭乗し、快適な旅を楽しむことができましたのでご報告です。
女性ひとりでの海外旅行に不安を感じる方もいらっしゃるかと思うのですが、何の不安もなく無事に4泊5日の旅行を終えることができましたよ。
旅をするなら徹底的にラグジュアリーを楽しむ。削減できるところは徹底的に対策を施し、かけるところには惜しみなく費用をかける。それが私の旅のコンセプトです。ラグジュアリートリップの参考になれば幸いです。
Contents
みんなの憧れ!バリ島はどこにある?気候は?時差は?
バリ島はどんな島なのか
※Googleマップより掲載(以下すべての地図も同様)
Googleマップで確認するとわかりやすいですね。東京から見ると南南西に位置し、4,000キロほど離れたところにあります。インドネシア共和国の小スンダ列島の西側にある島のひとつがバリ島です。
直行便(ガルーダ・インドネシア航空のみ)だと7時間少々、乗り継ぎがある場合はトランジットの時間を含めるとそれ以上かかります。旅の疲れを最小限にとどめるには、直行便の利用がおススメですね。
乾季・雨季のそれぞれのシーズンで楽しめるバリ島の魅力
まずはバリ島の気候について知っておきましょう。季節によって服装や持ち物も変わりますし、旅行中どこに行くのか、どんな食べ物を味わえるのかといった、旅の内容も変わってくるからです。
バリ島は熱帯モンスーン気候。グラフからもわかるように、年間を通しての気温差があまり大きくありません。現地の方曰く「冬服なんていらない」と。そりゃそうですね。
乾季は4月から9月、雨季は10月から3月で、乾季と比べると雨季の降水量が2倍から5倍にまで増えます。しとしとと長く降る雨ではなく、スコールで一気にドバーっと降る感じです。沖縄の気候と似ています(沖縄県の北大東島はバリ島と同じ熱帯モンスーン気候です)。
※ 気象庁 地点別平年値データ・グラフ (世界の天候データツール)より掲載
乾季である4月から9月は、バリ島にとってオンシーズン。海のレジャーを思う存分楽しめる時期のため、世界各国から観光客がやってきます。飛行機・ホテルともにハイシーズン料金となりますが、カラッとした気候や海でのバカンスを楽しみたいならこの時期を選択するといいですね。
一方、雨季である10月から3月はオフシーズンとされ、観光客の数は割と落ち着いているようです。もちろんこの時期が好きで訪れる方もいるので全く観光客がいないかというとそうではないですよ。乾季に比べると飛行機・ホテルともにローシーズン価格なので、格安にラグジュアリートリップを楽しみたいならこの時期を選ぶのが正解。雨季は南国フルーツが旬となるため、マンゴー、マンゴスチン、スネークフルーツ、ドラゴンフルーツ、ドリアン…と多くのフルーツがお手ごろな価格で手に入るのも魅力です。
ちなみに、私は雨季である12月にバリ島へ行きました。ローシーズンとして設定されている季節ですが、私にとってはこの上ないベストシーズンです。だって…私の旅の目的はラグジュアリーホテルステイですから。徹底的に自分と向き合うため、次の半年間のエネルギーチャージのためのホテルステイなので、混雑する時期は避けたいのが本音。マリンスポーツや観光といったアウトドアアクティビティにはもともと興味が薄いですし。
「せっかく旅をするのにもったない!」とも言われますが、体力もそんなにない上、あれこれ盛り込んだ旅を作って時間に追われるのは嫌なのです。何もしない贅沢。これがいいのですよね。雨季でしたが雨の日はほとんどなく、プールも混んでおらず、とても快適に過ごせましたよ。
日本とバリ島の時差はどれくらい?時差ボケ対策は必要なのか
日本とバリ島の時差はたったの1時間。日本時間がバリの時間より1時間進んでいます。具体的には、現在時刻で日本が18時なら、バリ島での現地時刻は17時ということです。
経度が離れておらず、ほぼ南下するだけですから時差ボケ対策は不要といえます。タイトなスケジュールで旅行をする方にとっては魅力的な地域ですね。現地に到着した後、時差ボケで思うように動けない…という心配はありません。
お子様の時差ボケが心配という方にも最適な場所ではないでしょうか。家族旅行ではお子さんの体調次第で旅の内容や行動範囲も決まってきますからね。
エリア別バリ島の楽しみ方
バリ島を拡大した地図はこちら。
バリ島は次のようなエリアに分かれており、それぞれ観光の魅力が異なります。観光メインの地域はバリ島南部。やはり海に面したエリアが人気ですね。特に人気のエリアだけピックアップしています。
ジンバラン地区
バリ島の南部、上記地図で赤く囲まれたエリアがジンバラン地区です。
ラグジュアリートリップを楽しむならこの地域は外せませんね。世界の名だたる有名ホテルがこの地域に集中しています。目の前に広がるエメラルドグリーンのジンバラン湾。そこで獲れる新鮮なお魚の美味しさ。西海岸水平線に沈む夕日は息をのむ美しさです。
ショッピングセンターやレストランも多くあるため、この地域だけでいろいろと楽しめてしまいます。長期滞在でも大丈夫です。私のようにホテルを隅々まで満喫(別名:引きこもりステイ)したい方で、かつラグジュアリー感もしっかり味わいたい方はこの地域への滞在はマストかと思います。もちろん、他地区にも多くのラグジュアリーホテルはありますけれども。
ジンバラン地区にある5つ星ホテルは次の通り。
- フォーシーズンズ リゾート バリ アット ジンバラン ベイ
- アヤナリゾート&スパ バリ
- リンバ ジンバラン バリ
- インターコンチネンタル バリ リゾート
- ル メリディアン バリ ジンバラン
- ベルモンド ジンバラン プリ
… etc.
アヤナリゾート&スパ バリ と リンバ ジンバラン バリ は同系列のホテルなので、どちらかに滞在してれば別のエリアにも行き来することが可能です。今回、私は リンバ ジンバラン バリ に滞在しました。
ウブド地区
海から離れた、上記マップの赤いピンがある辺りがウブド地区。森の緑に囲まれた癒しの地区として知られています。
この地域に長期滞在する方も多いようで、ひと通りマリンスポーツを満喫した方や雨季の緑を楽しみたい方が多く訪れるのだとか。「1回目のバリはジンバラン、次はウブド!」と話す方も私の周りには多いです。
寺院や王宮といった歴史を感じさせるスポットや、モンキーフォレストと呼ばれる猿の森もあり、ジンバラン地区とは対照的な印象があります。ジンバランが近代的ならウブドは古巣という感じでしょうか。「とにかくゆったりしたい!自然を感じたい!」という方にはおススメの地域です。
ウブド地区にある5つ星ホテルは次の通り。
- ピタ マハ リゾート&スパ
- コマネカ アット ラササヤン
- マヤ ウブド リゾート アンド スパ
- ヴァイスロイ・バリ
- コモ ウマ ウブド
- ロイヤル ピタ マハ
- フォーシーズンズ リゾート バリ アット サヤン
… etc.
クタ地区
海沿い、ジンバラン地区の上部に位置し、マリンレジャーが盛んな地域です。ショッピングエリアとしても有名ですね。ジンバラン地区と比べるとホテルの料金も手ごろで、ラグジュアリーというよりはカジュアルに旅を楽しみたい方に向いている地域かもしれません。
お土産はこの地域で購入するのがおススメ。バリならではのお菓子や食料品を大量に安く買うことができますよ。
フルーツ・野菜類のディスプレイが大胆でした。そして…安い!マンゴスチン、ドリアン、ドラゴンフルーツなど多くの南国系フルーツはスーパーで購入し、ホテルでゆっくりいただくのもいいのではないでしょうか。
ヌサドゥア地区
マップ右側の赤いピンが示す辺りがヌサドゥア地区です。
インドネシア政府によって開発されたエリアのようで、観光客向けのお店が多く立ち並んでいます。特にバリコレクションというショッピングエリアはその色が強いですね。強引な客引き等はありませんが、他地域に比べると商品価格は高めです。セキュリティチェックを受けなければならない地域なので安心ではあります。
↓ こちらはバリコレクションで撮った写真。時期にもよるのかもしれませんが、私が訪れた時はそこまで混雑していませんでした。
バリ島内のラグジュアリーホテルのいくつかはバリコレクションへの無料送迎バスが出ているところもあります。現地での移動に不安がある方にとってはこのサービスは嬉しいですね。
バリ島への行程
クリスマスシーズンなので羽田空港はには素敵なクリスマスツリーが。いよいよ出発です。
バリ島へのフライトはこんな感じ。3回の乗り継ぎでバリ島へ向かいます。
沖縄 → 羽田 → ジャカルタ(スカルノハッタ国際空港)→ デンパザール空港(ングラ・ライ国際空港)
残念なことにANAはバリ島(デンパザール空港)への直行便を就航しておりません。東京からデンパザール空港への直行便があるのはインドネシア・エアアジアかガルーダ・インドネシア航空のみ(2017年10月現在)。私はANAのマイルを利用したかっため、特典航空券が使えるジャカルタ空港経由でデンパザール空港入りすることにしました。
東京 → ジャカルタは無料特典航空券、ジャカルタからデンパザールへはガルーダ・インドネシア航空のフライトを航空券を購入しました。この区間は2時間弱のフライトなのでエコノミークラスでもOK。
となると…バリ島まで実質無料じゃないじゃないか!とおっしゃる方もいらっしゃるかと思うのですが、インドネシア国内の移動にかかるフライト料金はポイントサイトから現金を引出して充当しているので、手出し現金はゼロなのです。はい。
現金出費したのは燃料サーチャージ分くらいです(いくらだったか覚えていません…)。
バリ島行きANAビジネスクラス搭乗記
私はSFC(スーパーフライヤーズカード)ゴールド会員なので、国際線ラウンジでゆっくりとくつろぎながらフライトの時間を待っていました。今回はビジネスクラスでの食事も気になっていたので、ラウンジでは本当にくつろぐだけで終了。優先搭乗の時刻を待ちます。
今回の航空機はB787。全席通路側で他のお客様を気にすることなく過ごせます。やぱり…フルフラットになるシートは快適でした。7時間~8時間も機内にいるわけですから、急性肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)には気を付けたいところ。足が伸ばせたり、横になって睡眠が取れたりといった条件は嬉しいです。
何より私は体力がないため、フライトでの疲れはなるべく避けたいのです…。
フルフラットになったシートの形状や機能などの写真は全くとっていないのですが、イメージはこんな感じです。ANAサイトで紹介されているB787の特徴をご参考までに。
※ ANAサイトより転載(https://www.ana.co.jp/serviceinfo/international/inflight/guide/c/seat/)
美味しかったANAビジネスクラス機内食
ウェルカムドリンクにシャンパンをいただきました。そして、いよいよ機内食。ANAは機内食が美味しいと評判なので楽しみにしていたのです。アミューズはこちら。
- 胡麻スティック
- アプリコットとバターのロール仕立て
- 2種のオリーブとチーズ ハーブオイルとともに
メインは洋食にしました。アペタイザーはこちら。
- ローストビーフ ずわい蟹のサラダに林檎のコンフィを添えて
メインディッシュは2種類から1つ選ぶスタイル。その2種類とはこちら。
- 和牛のロール仕立て 椎茸とエシャロットのソース ほのかな醤油風味
- 銀鰈のソテー ナンプラーソース ココナッツの香るライスを添えて
お肉LOVEな私は和牛を選びました。柔らかくて美味しかったです。
ブレッドはこちら。
- 蒜山ジャージーバターとオリーブオイルとともに
ANAのバゲットはオリジナルブレンド北海道産小麦粉100%・フランス産天然酵母を使用しているのだそう。パンとバターが大好きな私。これはとても嬉しかったです。蒜山バターもオリーブオイルも最高でした。
デザートは…あのピエール・エルメ・パリとANAのコラボレーションメニュー!
- ピスタチオとイチゴのグラスデザート エモーション仕立て
または ANAオリジナルデザート(12月はラズベリーショコラ)から選択でした。女の子にはたまらないメニューですよね。ピスタチオ大好きです。しかし、私はイチゴやラズベリー、カシスが苦手でして…。ピスタチオの部分だけ美味しくいただきました。
美味しいお食事も済み、外の景色を眺めながらウトウト。仮眠をとったり、ゲームを楽しんでいるうちにあっという間に着陸態勢。7時間って意外と早いものです。
改修後のジャカルタ空港はかなりキレイ!
ジャカルタ空港で国内線に乗り換え、いよいよデンパザール空港に向かいます。ジャカルタ空港の国内線ターミナルは改修直後でとてもきれいでした。近代的!
ショップも多くありましたし、空港内での待ち時間が長くても楽しめるのではないでしょうか…と思っていたら。定刻に出発する方が珍しいと聞いていたガルーダ・インドネシア航空、デンパザール空港行きの飛行機がなんと4時間以上の出発遅延。さすがにこれはきつかったです…。
日が沈み、空港内が暗くなってもなかなかライトがつかない当たり、アジアのゆったりさを感じました。日本だったらクレームになってるだろうな。きっと。日系エアラインだとあまりないことかもしれませんが、こういう事態も想定しておくのは必要ですね。海外旅行では余裕のあるフライトスケジュールを組むことをおススメいたします。
フライト遅延の大ダメージを受け、なんとデンパザール空港に到着したのは夜中の1時過ぎ。夜中のタクシーって怖いイメージがあるので早く着きたかったのですがね。タクシーチケットを購入し、アヤナリゾートに到着したのは夜中の2時前!この日はもうぐったりでした…。
さすがの5つ星ホテル・アヤナリゾートは素晴らしかった!
アヤナリゾートには多くのホテルが!
アヤナリゾート、宿泊施設をどんどん増設してます。2017年10月時点では宿泊施設は4つですが、2018年夏にはアヤナコモドリゾートがオープンするようですね。勢いがあります。
リンバ ジンバラン バリ バイ アヤナ のジンバランルームも快適
私が宿泊したのは リンバ ジンバラン バリ バイ アヤナ 。森の癒しを求めてこちらの施設を利用しました。宿泊したのはジンバランルーム。とにかくゆったりできるお部屋です。広い!クイーンサイズのベッドをひとりで使用する贅沢さ…。この日は夜中の2時到着だったので疲れもひどく、そのままベッドにダイブしました。寝心地もすごくよかったです。
今回は1階のお部屋にステイ。朝にかけて雨が降ったこともあったようで、バルコニーに出ると芝の香りがほんのり漂う日もありました。昼も夜もほとんどここで過ごしたほど快適だったのですよ。ちょうどいい気温と風と、鳥のさえずり。本を読んだり転寝したり。引きこもりステイの醍醐味です(笑)
室内のバースペース。お水やコーヒー類は無料。1日の中でも数回室内清掃が入り、お水を置いて行ってくれました。
スナック類、冷蔵庫内の飲み物は有料です。この辺は日本のホテルと仕組みが同じですね。
毎回変わるタオルアートも楽しみのひとつ
毎日変わるタオルアート(笑) 「今日はどんなタオルアートが待っているのか?」と、毎日ワクワクしながら部屋に戻っていました。こんなたたみ方ができるなんて。ほどいた後に再現しようとしたのですが、無理でした…。
こちらはスワン。
お猿さんですね。部屋に入ったときはびっくりしました。「何かいる!」って。
これは…何だったのだろう?
タオルアートには毎回お手紙もついていて、滞在中楽しんでいただきたいというスタッフの方の気持ちが伝わってきました。全部屋のタオルアートをしながら、手書きでメッセージを残しているのですから…スタッフの方々、本当に素晴らしいです。
アヤナ内は無料シャトルバスで自由に行き来が可能
滞在中は巡回バスを利用し、無料でさまざまな施設を行き来出来ます。アヤナリゾート内に設置されているバス停で待っているとこのようなバスがやってきます。何分間隔だったかはっきり覚えていないのですが…20分間隔くらいだったでしょうか。
ドアがないので解放感がありました。施設内は熱帯ならではの植物が多くありましたが、それらを眺めながら移動するのも楽しかったです。
アヤナリゾートスパアンドバリのプールやロックバー、レストラン、ヴィラ界隈へのお散歩…といろいろ楽しめます。私はアクティビティには参加しませんでしたが、それらをすべて楽しむとなると1週間じゃとても足りないかもしれません。
アヤナリゾート内で楽しめる熱帯ならではの植物
ブーゲンビリア、プルメリア、アンスリウム、ヤシといったいろいろな植物もアヤナリゾート内で見ることができます。プールに浮かびながらただただお花を眺める心地よさ。こんな贅沢なかなか日本国内では味わえないと思います。
アヤナリゾート内の小道を散歩するのも清々しいものでした。
植物に囲まれた空間でくつろぐスペースもありました(おそらく予約が必要)。サワサワと風になびく植物の音しか聞こえない中で過ごすと時間が経つのを忘れてしまうでしょうね…。
ホテル内のレストランも豊富で外出する必要なし
これがとにかくありがたいのですよ。ホテル内にいろんなレストランがあるのですから外出する必要が全くないのです。アヤナリゾートのサイトによると、飲食施設&バーは27カ所もあるとのこと。私はそのうちの数カ所しか回ることができませんでしたが、どこに行っても美味しいお食事を楽しむことができました。
↓ こちらは海鮮酒屋という飲茶がメインのレストラン。
ランチタイムは飲茶食べ放題プランがあります。家族で、またはカップルで、お友達同士で…と、大人数ほど楽しめるレストランですね。ひとりで飲茶だと多くの種類を食べられないので残念でしたが、どのお料理もすごく美味しかったですよ。
↓ こちらは リンバ ジンバラン バリ 内にあるレストラン ・トゥゲ。開放的なレストランです。朝はブッフェ形式でのメニューがあるみたいです。
多国籍なメニュー展開だったように感じますが、やはりここはインドネシア料理から楽しみたいと、オーダーしたナシゴレン。あまりに美味しくて、滞在中何度もオーダーしたほど。
こちらはベトナム料理の代表的メニュー、フォー。こってりしているように見えると思うのですが、意外とさっぱりいただけました。
↓ そして…、リンバ最大の魅力ともいえるルーフトップバー・ユニーク。こちらも何度も利用しました。カウンター席からみえる夕日、プールを目の前に楽しむビンタンビール。もう…最高。
提供されるお料理はメキシカンがメイン。タコスをはじめとするスパイシーな料理が人気のようでした。
ユニークのスタッフの方、とても気さくでした。女性ひとりで食事しているからなのか…、入れ代わり立ち代わりに何人ものスタッフが話しかけてくれました。中には日本が大好きで、一味唐辛子のファンだ!という方も(笑)。現地の方とのコミュニケーションが取れるのもひとり旅の魅力ですね。
アヤナリゾート内のプールはすべてラグジュアリー感あり
アヤナリゾート敷地内には12ものプールがあるのだとか。お子さんでも楽しめるレジャー寄りなプールや大人のみが入れるプール、アルコールが楽しめるプールバーと、プールごとにコンセプトが異なるのも魅力でした。
↓ こちらはアヤナリゾートのメインプール。さすが人気のプールです。広々としているだけでなく、プールから眺めるジンバラン湾の美しいこと。
その下にあるプール。上のプールから流れてくる水が滝のよう。
↓ 私はもっぱら、リンバ ジンバラン バリ内の大人限定プールを利用していました。静か。好きなだけプールに入り、好きなだけプールサイドでまったりと過ごし、美味しいフルーツドリンクをいただき、またプールに入り…と、とにかくゆったり、のんびりを味わい尽くしました。
他にも多くのプールが。とてもすべてのプールを網羅することはできませんでしたが、どのプールもキレイですし、過ごしやすいと思います。タオルの交換やパラソルの調整も本当にきめ細やかにしてくださいます。
アヤナリゾートといえば崖の上のロックバー!
※ アヤナ リゾート & スパ バリサイトより(https://www.ayana.com/ja)
アヤナ リゾート & スパ バリといえば有名なのはこのロックバーですよね。ジンバラン湾の崖の上に作られたバー。西海岸に沈む夕日が作り出すオレンジのグラデーションを眺め、潮風を感じながら美味しいカクテルをいただくなんて、何ともロマンチックじゃないですか。こんな場所でイケメンに愛の告白を受けようものなら…「YES!」と即答でしょうね(私はひとり旅ですが)。
ロックバーの予約について
宿泊している施設によって入れるエリアが違います。特等席ともいえるラウンドデッキ席はヴィラ宿泊者限定。事前の予約は必要なく、時間になればバーに降りるゴンドラ(インクリネーターと呼ぶそう)が動きます。
そこは長蛇の列ができますが、早くいけば大丈夫です。宿泊者は優先案内してくれます。
すごく、すごく素晴らしいロケーションだったのですよ。だったのですが…残念なことに私が行ったときは台風が近くにあり、しけが強いために立ち入り禁止となっていました。
翌日再挑戦したのですが…ポテトチップスが飛ばされるほどの強風!カクテルも押さえておかないと危ないほどでしたし、風が強すぎて寒いし、髪は乱れまくるし…とロマンチックな雰囲気は残念ながら味わえませんでした(笑)。伝わるでしょうか。海のしけ具合…。
しかし、ロックバーの雰囲気自体はとてもよく、滞在中は夕日を眺めに毎日通いたいくらいでした。
バリ島で見た夕日に何度感動したことか
なぜにこれほどまでに夕日が美しいのか。毎日見ているのに毎日感動するこの景色、自然の偉大さは人工物にかなわないなと思いました。
季節は雨季。きっと雲も多く夕日が見れることを期待していなかったのですが、毎日のようにこの素敵なオレンジ色の空が見れたのです。ただただ静かにこのグラデーションを味わう時間。今思い返しても心が洗われます。それほど…美しかったです。
ああ、バリ島。アヤナリゾート。美しい景色と優雅な時間をありがとうございました。
帰りの飛行機もANAビジネスクラスで
国内便のガルーダインドネシア航空にてジャカルタ空港へ向かった後は、ANAのビジネスクラス深夜便にて帰国しました。ANAカウンターは常設されているわけではないようで、フライト前にならないとANA看板も出ません。空港内のスタッフにANAカウンターはどこかと尋ねても行った先に見当たらなかったのはそんな事情があったようです。
ちなみに「エーエヌエー」では通じず「アナ」の方が一般的な呼称のようです。通じないためチケットを見せると「あ!アナね!」と反応する方が何人もいらっしゃいました。プチ情報として知っていた方がいいかもしれません。
ビジネスクラス優先カウンターで搭乗手続きを終え、ラウンジにてゆっくりと搭乗時間まで過ごしました。ブッフェも充実していたのでここで食事を済ませてもいいですね。写真はありませんが、快適に過ごせました。
深夜便なので登場後はすぐ睡眠を。もう旅も終わりなのねと感慨深く思っていると…明け方に素晴らしい出来事に遭遇したのです。窓の外に見えたのは、これまで見たこともないきれいな朝焼けでした。見てください。このキレイなグラデーション!
旅の締めくくりに雲と海、そして太陽が織りなす絵画のような風景を目の当たりにできたのは幸運でしかありません。本当に素晴らしいひとり旅でした。
バリ島4泊5日の女ひとり旅を振り返って
ANAビジネスクラスでの往復ひとり旅。総合的に振り返ってみても大変充実した旅でした。
私の旅コンセプトは「ラグジュアリートリップ」ですが、その定義は単に贅沢をするという意味ではありません。しっかりと自分と向き合う時間を確保できること、気持ちよく過ごせる空間やサービスが充実していることを重視しています。
旅の目的にもいろいろありますが、私は観光よりもホテルステイがメイン。ホテルで過ごす時間を満喫するのが目的。そういった意味でも今回のアヤナリゾートのステイは素晴らしいものでした。
年末年始の混雑期を避けたこともよかったのでしょう。人混みに酔うこともありませんでしたし、長蛇の列で待ちくたびれるということもありませんでした。総じて快適な旅となったのはSFCのステータスを持っていることや、今回だとビジネスクラスでの搭乗だったことも要因ですね。
バリ島への女ひとり旅は安全なのか
バリ島の治安は良いように感じます。どんなに治安の良い国であっても夜の女性一人歩きは危険ですから絶対にやめた方がいいですが、アヤナリゾート内であれば特に心配はいりません。ショップ、レストラン、すべて敷地内にありますから。
アジアやオーストラリアをはじめ、多くの外国人が訪れるためか現地の方々はみなさんフレンドリーです。何かわからないことがあれば尋ねてみると教えてくれます。
念には念をと、貴重品の管理や行先の安全性確認はしっかりとした方がいいに越したことはありませんので、事前準備は怠らずに。
滞在期間は長めがおススメ!
アヤナリゾートを利用する方の多く(日本人)は2泊または3泊が多いとスタッフの方に聞きました。「日本人は忙しいから仕方ないよね」というニュアンスで話していたのですが「もっとゆっくりした方が楽しめるよ」というメッセージもいただきました。
4泊5日の滞在でもアヤナリゾートのすべてを味わうことはできなかったので、やはり滞在は長めがおススメです。2泊だったら…3泊だったらどうだったのだろうかと思い返してみたのですが、やっぱり足りないだろうと。滞在できる時間内で楽しむことはもちろんできるでしょうけれど、満足のいくラグジュアリートリップを楽しむなら、やはりまとまった時間確保は大事かと思います。アヤナリゾートに限った話ではないですけれども。
アヤナリゾートのスタッフの素晴しさ
観光で成り立っているバリ島はホテルスタッフの教育がかなり充実しているようです。5つ星ホテルで働くにはホテルスタッフを育成する学校(大学?)を卒業していることが条件なのだとか。さらに、就職するには5次面接まで突破しなければならず、ホテルスタッフ=エリート の扱いなのです。
どうりで彼らのホスピタリティの質が高いわけです。一切手抜きせず、快適に過ごしていただくには何が必要かを先回りして動いている様子は、日本でも見習うところが多いように感じます。
世界基準での5つ星を保つためには常に進化し続けなければならないと、あるスタッフの方からお話を伺いましたが、その精神をスタッフ全員が共有しているなんて…素晴らしすぎます。
よりお得に旅をするには
私のようなひとり旅だとかかる旅費も一人分で済みますが、そうはいっても、ビジネスクラス往復航空券や5つ星リゾートに4泊するとなると、ざっくり計算しても合計70万円ほどかかるわけです。多くの方はパートナーや家族での旅行を楽しみたいと思っているはずですよね。そうなると、かかる費用を見て二の足を踏んでしまうのではないでしょうか。
しかし、削減できるところはしっかり削減し、かけるところにはお金をかける。そんな使い方ができればラグジュアリーな旅は誰にでも手に入るものなのです。
ビジネスクラスやファーストクラスといった現金ではなかなか購入できないクラスの座席であっても、マイルを上手く利用すれば搭乗でますし、ラグジュアリーなホテルはクレジットカードの攻略によってお得に宿泊することが可能だということ、多くの方にもっと知っていただきたいです。
だって…ラグジュアリートリップは、人生を、そして自分を豊かにしてくれるものなのですから。
バリ行き国際線特典航空券をGETするには何マイル必要か
※ ANAサイトより転載(https://www.ana.co.jp/amc/reference/tukau/award/int/usage.html)
行先によって必要マイル数は異なります。今回の行先は バリ島 なので、Zone4(アジア2)となります。Zone4(アジア2)のシーズン設定と必要マイルはこちら。
※ ANAサイトから転載(https://www.ana.co.jp/amc/reference/tukau/award/int/usage.html)
私はローシーズンでの旅行だったので、55,000マイルでバリ島まで行けました。ちなみに、バリ島行きの飛行機にファーストクラス設定はありませんので、この路線での最高ランクはビジネスクラスとなります。
当然のことながらマイル攻略・クレジットカード攻略は必須
陸マイラー・空マイラーならマイルの知識はかなりお持ちかと思いますが、そうでない人にとっては「なぜマイルをそこまで必死に貯めるのか」がわからない…のでしょう。マイルは、TSUTAYAのポイントや楽天ポイントのように、何かを買ったついでに貯まるおまけのようなものではありません。1ポイント1円にしかならない他のポイントとは仕組みが違うのです。
これはポイントバブル突入期の今だからこそこそ有効な手段とも言えますし、何よりマイルは最も大きなリターンを得られる制度。
マイルを制する者は世界を制す。
これ、大げさでなく本当のことです。だって、世界中どこにだって無料で行けるようになるのですから。
今回私が使用した55,000マイルなんて、やり方によっては1~2か月ほどで貯められます。インチキ・裏技、卑怯・姑息な手口なんて一切使っていません。航空会社やクレジットカード会社が提供しているサービスをしっかり把握し、連動させること。情報収集すれば誰にだってできる正攻法です。
ラグジュアリーホテルこそクレジットカードとポイントサイトを活用すべし
宿泊先を予約するにも情報収集は必要です。ラグジュアリーなホテルはどこから予約しても同じだと思っている方、大変もったいないですよ。
宿泊先の予約といえば
- ホテルサイトで直接予約
- Expediaやトリップアドバイザーといった旅行総合サイトで予約
- 旅行代理店への申込
といったことを思い浮かべるかもしれませんが、実はそれ以外にもお得な方法があるのです。それが、クレジットカード付帯のサービスとポイントサイトの利用、そして航空会社提供の宿泊プログラムの利用です。
クレジットカードは発行している会社ごとに提携しているホテルがあり、世界各国で優待を受けられるものがあります。そのクレジットカードを持っているだけでお得な料金で宿泊できるのはもちろん、クレジットカードのステータスによってお部屋のアップグレードがされる場合もありますし、アーリーチェックイン・レイトチェックアウトといった、大型予約サイト経由では得られない特典が付いてくることもあるのです。
また、Expediaのような旅行総合サイトで予約する場合であっても、ポイントサイトを経由・クレジットカード決済を組み合わせると決済代金の5%ほどポイントが還元されます。それをさらにマイルに変えると…次の旅がまたお得にできるようになるというわけ。
例えばラグジュアリーホテルの宿泊料金が30万円で、ポイントサイト経由で宿泊予約をした場合、宿泊代金の約5%のポイント(15,000ポイント)が返ってきます(わかりやすくするため詳細な交換レートは考慮していません)。それに加え、クレジットカード決済によるポイントが1%つくわけですから、さらに3,000ポイント。合計18,000ポイントとなります。これをマイルに変えるとすでに 東京 ⇔ 沖縄 の往復航空券が無料になるのですよ。
…このすごさ、わかっていただけるでしょうか。
ラグジュアリートリップをしてみたいという方、いつか家族全員で海外旅行を楽しみたいと思っている方。その生活、手に入れてみませんか?マイルを正攻法で短期間に爆発的に貯める知識と手法、ラグジュアリーホテルステイを楽しむ秘訣をわかりやすく無料メールマガジンにてお伝えしていますのでぜひご登録ください。